【レビュー】QKZ VK1(中華イヤホン)片側2DDの低価格イヤホン、低音寄りの弱ドンシャリ機!
本ブログは以下を含んでおります。
ご了承の上読んでください。
・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。
・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。
・語彙力がないため、伝えたい事柄がしっかりとした表現になっていない可能性があります。
・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。
明けましておめでとうございます。
去年よりこのブログを開始しましたが、今年も変わらず自分が思うままにブログを書いていきますので、どうぞ宜しくお願いいたします。
さて、新年1発目も低価格イヤホンから始めたいと思います。
今回紹介するイヤホンは「QKZ VK1」です。
購入はAliexpressでしました。
個人輸入という形になりますが、登録さえ出来れば、意外と簡単に買い物はできると思います。
メリットとしては、格安に商品を購入できますが、デメリットとして発送から到着までが長い、商品に不具合があった場合や商品が届かない場合、英語でやり取りをしなければならない、また保証をしてくれるかは分からない、等々ありますので、そういうリスクも有ることは書いておきます。
国内でも購入できるようです。
心配な方は、こちらで購入しても良いかもしれません。
この「QKZ」というメーカーですが、超格安のイヤホンを販売しています。
Aliexpressで調べてみると、100円以下からイヤホンを販売しています。
他メーカーと同様の構造のモノをロゴだけ変更して販売していたり、他メーカーと同じようなデザインのモノを販売していたりと、ちょっと怪しい部分もありますが(;^ω^)
この「VK1」はQKZの中では1400円ぐらいと高めのイヤホンとなります。
1400円で高いって、どんだけ安いイヤホンを販売してんだと思いますけどw
QKZというメーカーは知っていましたが、これだけ安いイヤホンを作ってるメーカーがどんな音質なのか、気になったので購入してみた次第です。
あんまり期待しておらず、興味本位という感じですw
パッケージと内容物はこのような感じです。
KZやTRNと同じようなパッケージ、内容物です。
もっと酷いパッケージを想像していましたが、意外とマトモでしたw
イヤホン本体は、この様になっています。
形としては、TRNのV10と同じ形状だと思われます。
形状としては特殊な形はしていますが、装着感は問題なしです。
ビルドクオリティは値段なりと言った感じです。
プラスチック素材で高級感はありません。
綱目も荒く、一昔前の低価格中華イヤホンといった感じです。
少し懐かしい感じになりましたw
それと、フィルターはとても外れやすいです。
イヤーピースの交換で簡単に外れてしまいます。
TRN V10と全く同じ構造です。なぜこの点も継承しているのか(;^ω^)
接着が甘く、きっと音で共振するので、潔く両方ともフィルターは取っ払いましたw
内部構造ですが、ダイナミックドライバーを同軸に2つ配置した構造となっています。
詳細なデータがないのでわからないですが、写真を見た感じ、大きいドライバーと小さい異なるドライバーを同軸に配置しているようです。
予想では、TRN V10(2DD+2BA)のBAドライバーを取っ払ったモノではないかと思っています。
↓V10のDDの構造
TRN V10ではBAの主張が強すぎたので、DDだけになったと仮定したVK1がどんな音になるのか…
後もう一つ、自分に届いた個体ですがこいつもどうやら、片側のピンの極性が逆のようでした(;^ω^)
右側だけプラスとマイナスを逆に刺したら定置が安定しましたので、そういうことでしょう。。。
前回のTRN ST1に続いてこのVK1も同じ症状とは、とことん当たってるなと思います\(^o^)/
視聴環境ですが、イヤーピースはAET07(いつもの)、ケーブルはNICEHCK CT1で行います。
付属品は価格なりのモノで、そのまま使用するのはお勧めしません。
使用機材は、「Hiby R5」で行いたいと思います。
5万円クラスのDAPで、出力は高いが味付けの少ない音でイヤホンをレビューするには向いてると感じます。
4.4mmバランス出力、イコライザー等の設定は無し、HIGHゲインで聴きます。
鳴らし始めはDDがしっかり鳴っていない感じです。
数十時間鳴らすと、ボヤケていた音がクリアに良くなってくると思います。
実際の音質についてです。
このイヤホンの特徴は、DDらしい力強い音を鳴らしてくれるというところです。
2つのDDが載っていることもあり、高音域から低音域までしっかり鳴らしている印象です。
低音が主体ではなく、中~高音もしっかり出ている感じです。
音の出方的には、低音寄りのちょいドンシャリなかっという感じです。
音質は全体的には暖音傾向な感じですが、高音域は少し鋭さは感じます。ただし刺さりは無いです。
解像度はあまり良くないように感じます。暖音傾向と相まって、全体的に少し篭もったように聴こえるかもしれません。
分離感や音の広がりは良いです。音和が多いが楽曲でも分離はしているように聴こえます。
分離感は良いのですが、解像度が微妙なので、すべての楽器を聴き取ることはできなさそうです。
価格なりということでしょうか(;^ω^)
後、インピーダンスが30Ωということで、鳴らしづらいイヤホンになっています。
出力の高いプレイヤーに繋げることで本来の音質を発揮できるような感じがします。
しかしながら、低価格な音ではあるものの分離感の良さと音域のバランスの良さで、長時間聴くには不快に感じる点があまり無いです。
ながら聴きしながら作業するには、良いではないでしょうか?
と、色々書きましたが、まとめてみます。
・パッケージは価格としてはしっかりしている。
・ビルドクオリティは価格なり。高級感は皆無。品質も微妙。
・DDらしい力強い音で低音寄りだが、各音域もしっかり鳴っている。
・解像度はあまり良くない。分離感と音の広がりは良いが、全体的に少し篭もって聴こえる。
・駆動力が必要。実力発揮にはそれなりの機器が必要。
・バランスは悪くなく、低価格としてはまとまっているように感じる。
です。
今回もまとまったか微妙なところですが(;^ω^)
というわけで、「QKZ VK1」のレビューでした!
ぶっちゃけると、もっと酷い音を想像していたのですが、思っていたよりもマトモな音でしたw
ただ、低価格にしては思ったよりも良い音かな?という感じですが(;^ω^)
鳴らしにくいという点もありますので、もし同じ値段を出すのであれば、前回紹介したTRN ST1の方が良いかもしれません。
一昔前であれば、この音質でも低価格でスゲー!ってなっていましたが、現在は低価格機の音質向上が早いので、お得感が無くなっている感じがします。
中華イヤホンの進化が早すぎるwww
QKZに限らず中華には、超低価格イヤホンが色々ありますので、気になってものがあれば購入したいと思います!
でわでわ\(^o^)/