PalmHouse(雑記日記)

オーディオ(ポータブル)、イヤホン等の感想をメインで書いています。特に中華製品が多いです。

【レビュー】JIALAI CARAT(中華イヤホン)

本ブログは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がしっかりとした表現になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

今回紹介するイヤホンは「JIALAI CARAT」です。

NICEHCK Japan様(@NiceHCK_Audio)より、ご提供頂いたものとなります。

購入はAmazonまたはAliExpressで購入できます。

 

AliExpress

https://ja.aliexpress.com/item/1005006660245454.html

 

JIALAIは、主にイヤホン用のケーブルを販売しているメーカーです。

このケーブル専門で販売していたJIALAIが独自で開発した初のイヤホンが「CARAT」となります。

 

CARATで使用されているドライバは、10mmのチタンコートDLCダイナミックドライバ✕1となっています。

DLC(ダイヤモンドライクカーボン)を使用しているイヤホンは、比較的高価な分類であるため、分離感や解像感に優れているものが多い印象です。

最近ではTRN CONCH(DLC複合板)などの低価格帯にも使用されるようになっていますが、今回のCARATは更にチタンコートが施されているのでもう一段階上の音質が期待できます。

 

 

では早速開封してみます。

箱は1万円クラスなのでしっかりしたものになっています。

横にスライドではなく、上に開けるタイプです。

内容物は標準的な感じです。

イヤーピースは2種類付属されていますが、青いものが良い感じで他のイヤピースを使用しなくてもこれで満足できる感じですが、人によって装着感が変わると思うので参考程度にして下さい。

ケーブルは少し硬めでゴム感が少しあり、取り回しは少し悪い感じがします。

もう少し柔ければ、そのまま使用しても良い感じがしました。

 

筐体はアルミニウム合金で鏡面仕上げてとなっており、非常に綺麗です。

(写真は指紋が付いたままになっています、すいません)

重量も金属としては軽く、装着感も良いと思います。

 

手持ちのイヤホンと少し比較してみます。

左 JIALAI CARAT 中 MOONDROP KXXS 右 NICEHCK DB2

写真で見て分かる通り、CARATの筐体は小さめです。

厚みも他のイヤホンと比べても薄いほうだと思います。

写真は指紋で汚れたままですが、綺麗さはKXXSとそれほど遜色ない感じです。

CARATとKXXSは、筐体とドライバ共に似たような構成となっているので、違いがあるのかかが気になるところです。

KXXSは3万円オーバーのなので比べるのは酷かと思いますが💦

 

 

実際の音質についてですが、その前にこのCARATは鳴らし込みがある程度必要だと感じました。

最低でも20時間ほど鳴らしてから評価するのが良いと思います。

鳴らし込みが足りないと、高音域がきつく低音が少なく感じる時がありましたが、鳴らし込んでいくにつれて程よいバランスになりました。

 

 

それでは実際の音質についてです。

全体の音質しては、寒色系で高音域と低音域が中音域より出ている弱ドンシャリな感じだと思います。

KZ系のイヤホンと比べるとドンシャリ感は抑え気味に感じます。

高音域はDLCらしい歯切れのよい、硬質な感じの音です。

中音域は、他の音域に埋まることなくしっかり聴こえます。

ボーカル域は比較近いとこで定位してる感じです。

低音域は少し暖色傾向ですがキレ良くなっている感じです。

各音の繋がりはハイブリッドと比べるとよく、自然な鳴り方をしていると思います。

解像感はなかなか良いです。

分離感もよく、各楽器の音も聴き分かることが出来ると思います。

空間はそんなに広くなく、左右に少し広がる程度です。

音量は取りやすい方だと思いますが、出来れば駆動力のあるDAP等で鳴らしてあげると良いかもです。

付属のケーブルでもそこそこ良い音で鳴るですが、リケーブルした方が解像感、分離感、空間が一段階以上良くなる感じです。

 

KXXSと比べると流石に空間の広さや解像感はKXXSの方が良いです。

傾向としては、KXXSの方が全体的に少し暖色よりで中音域が良く出ている感じです。

CARATの方がドンシャリな感じで寒色系なので、こちらの方が好みと感じる人もいるかも知れません。

CARATは1万円クラスと考えれば良いと感じます。

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・パッケージングは1万クラスとしては良い感じ

・筐体は鏡面仕上げでとてもきれい(ただし指紋は目立つ)

・サイズは小さめで比較的軽く、装着感も良好

・音質は寒色系で弱ドンシャリで、低音域が少し暖色寄り

・空間はそれほど広くないが、分離感と解像感は良好

・音量は取りやすいが、出来れば高出力のDAP

・本領発揮はリケーブル推薦、全体的な音質の向上がハッキリ分る

・1万円クラスとしては良い音質、寒色系のドンシャリ好きなら好きそうな音質

という感じでしょうか?

今回もまとまったか微妙なところですが(;^ω^)

 

 

というわけで、「JIALAI CARAT」でした。

Amazonで見かけて気になっていたイヤホンだったので、今回提供して頂いたNICEHCK Japan様(@NiceHCK_Audio)には感謝感謝です😊

自分の好みな傾向の音質だったのもありますが、このクラスのイヤホンとしてはクオリティが高いのではないかと思いました。

JIALAI としては初の独自開発のイヤホンでこの仕上がりなので、今後イヤホンが出るのであれば、気になるところです🤔


今回はこの辺で!

 

 

 

 

でわでわ\(^o^)/