PalmHouse(雑記日記)

オーディオ(ポータブル)、イヤホン等の感想をメインで書いています。特に中華製品が多いです。

【レビュー】TRN ST7(中華イヤホン)

本ブログは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がしっかりとした表現になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

今回紹介するイヤホンは「TRN ST7」です。

購入はAliExpressでしました。

https://ja.aliexpress.com/item/1005006864065239.html

価格は4000円台で購入しました。

 

 

では、早速、開封してみます。

箱と内容物はシンプルな感じです。

KZと同じようなパッケージングとなっています。

ただし、イヤーピースがMサイズだけですが「T-tips」が付属しています。

このイヤーピースは音質と付け心地が良いのでありがたいです。

 

ビルドクオリティは自分のものは問題ありませんでした。

ネットの情報によると、接着剤がハミ出しているのか、ベタベタな手触りなものが結構あるみたいです。

アルコールティッシュ等で掃除をしてから、劣化を防ぐために乾いたティッシュ等でしっかり拭き取って使用するのが良いとのことです。

ここらへんは低価格なので仕方ないですが、TRNらしといえばらしいですね(笑)

 

手持ちの中で少し比較してみます。

右 TRN ST7   中央 TRN VX   左 TRN CONCH

ST7は少し縦方向に大きさのある形をしています。

こう見ると1DD+6BAのVXは小さいですね。

内側にサポートためか突起があるのが特徴です。

この突起が合うか合わないかが装着感に影響しそうです。

重さは樹脂製なので軽いほうだと思います。

カラーはブラックとホワイトの2種類がありましたが、今回はホワイトを選択しました。


このイヤホンのドライバ構成は、2DD+5BAのハイブリッド型です。

4000円台でこの構成が出来るのは、ビックリですw

DDの搭載の仕方も少し特殊で、同軸上に6mmと10mmの径の違うDDを搭載しています。

これはTRN V10と同じ手法で、この点でかなり興味が湧き購入に至っています。

当時のV10で使用していた素材とは全く異なるはずなので、今の技術でどのくらい音質が向上しているのか楽しみなところです。

 

実際の音質についてです。

まず、箱出し直後では音はあまり良くないという事を言っておきます。

イヤホン全般にいえることですが、最低数時間は鳴らさないと本来の音を発揮できないモノがほとんどです。

このTRN ST7はその差が激しく、聴き始めにガッカリする可能性がありますが、せめて数時間は鳴らしてあげてから評価したほうが良いです。

 

数時間鳴らした後のTRN ST7の音質は、箱出しに比べ高音域が出るようになり、低音域も切れが出たように感じます。

空間はそんなに広くなく、中央にまとまったような音に感じられます。

5BAを積んだ機種のわりには、分離感もあまり良くなく聴こえます。

良く言えば、繋がりが良いという感じでしょうか?マルチドライバっぽさがあまりありません。

音色的には、キレはあるのですが全体的に暖音っぽく聴こえる不思議な感じです。

ボーカル域は他の音域に潰されることなく、よく聴こえます。

音量は通常のイヤホンより少しあげる必要があります。

 

と、普通でしたらここで終わるのですが、この感想は付属のケーブルを使用した時の感想です。

はっきり言って、付属のケーブルでは本領発揮できていません。

このTRN ST7は必ずリケーブルする必要があると思います。

今回は手持ちのケーブルの中で、「Yinyoo YYX4849」が相性が良かったのでこれで少し感想を書きます。

まず感じるのが、空間が一気に広くなります。

分離感も良くなり、クリア感も増します。

また、全体的な暖音感も無くなり、全体が寒音系に変わってドンシャリ感が出たと思います。

マルチドライバらしい音になり、この音なら満足度は高いと思います。

追加でケーブルを用意する必要はあると思いますが、元が安いのでこの程度の出費でこの音が出るのなら、十分コスパは良いと思います。

TRN VXを同じケーブルで比較すると、TRN ST7の方が中~低音がソリッドで寒音系な音に感じます。

音の厚みや音の響きはVXの方が良いですが、全体的にソリッドでクリアなST7も負けてないと思います。

 

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・パッケージングは低価格なTRNといった感じで、最低限。ただし、Mサイズだけですが「T-tips」が付属しているのは◎

・ビルドクオリティは個体差あり、今後のロッドで改善を期待

・付属のケーブルは△。リケーブルは必須

・ケーブルによる音質変化は大きいイヤホン、使うケーブルによって評価は変わりそう。よってリケーブルを楽しむのもありなイヤホン

・相性の良いケーブルと合わせた時の音質は◎。4000円代とケーブル代でクリアなドンシャリサンドを楽しめるイヤホン

という感じでしょうか?

今回もまとまったか微妙なところですが(;^ω^)

 

 

というわけで、久々のTRNのイヤホンの感想でした!

TRNはちょこちょこ買っていて、写真のVX、CONCH以外にもMT4やXaunWu(玄武)もあったりします。

あまりTRNとは相性が良くなく、XaunWu(玄武)についてはBAしか鳴ってないのか低音が全く鳴らなくて、まるでオープンイヤーを少し耳から離して聴いているような音質で不良品を引いたりしています💦

今回もダメか?と少し思いましたが、リケーブルでここまで変わるとは思ってなくて、びっくりした次第です。

本領発揮できる環境を整えてあげれば、非常に良い音でなるのでお気に入りなイヤホンとなりました😊

手のかかる子ほど可愛いってのもあるかもしれません(笑)

 

というわけで少し話題となったTRN ST7でした!

ビルドクオリティも含めTRNらしい(?)部分も残しつつ、最新のTRNの音も楽しめたイヤホンだったと思います!

最近、人気のコスパお化けのCONCHも書きたいとこではありますが、KZで書きたいイヤホンもあるので迷うとこです💦

まぁ気楽に自分のペースで書いていこうと思います。

 

 

 

 

でわでわ\(^o^)/