PalmHouse(雑記日記)

オーディオ(ポータブル)、イヤホン等の感想をメインで書いています。特に中華製品が多いです。

【レビュー】IKKO OH10 Obsidian(中華イヤホン)バランスがよくボーカルが美しく筐体も美しい2万円台のイヤホン

本レビューは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がちゃんと言葉になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

さて、今回は「IKKO OH10 Obsidian」(以降OH10と書きます)をレビューします。

今回は購入ではなく、IC-CONNECT(Twitter:@icconnect_news)さんにて試聴イベントの募集があり応募したところ、なんと!当選しましたので、OH10を視聴させて頂くことになりました。

ic-connect.net

 

購入する場合は、オンラインショップやAmazonでも購入可能です。

shop.ic-connect.net

 

IKKO(アイコー)は、まだ出来たばかりのブランドで、OH1に続き2つ目のイヤホンがこのOH10になります。

OH1は、軽量アルミ合金の筐体に、チタンドライバー+Knowles社のバランスド・アーマチュアを組み合わせたハイブリッド構成となっています。

OH10は、ドライバ構成はそのままに、筐体に「丹銅」を使用しています。

 

この筐体に使用している「丹銅」がどのような効果があるのか、またハイブリッドによる音のつながり、バランスがどうなのかが非常に気になるところです。

 

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※箱にダメージがありますが、中国からの輸送中にダメージを受けたモノを視聴用に使用しています。購入時にはこのようなモノは送られることは無いということです。

 

まずは、パッケージから。

非常に印象的なパッケージです。このようなイラストがあるパッケージは非常に好みです。

手に取った段階でワクワクします。

 

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箱を開けると、早速イヤホン本体が登場です。

コレは置いといて、付属品を先に見ます。

 

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中身はこの様になっています。

イヤーピースは3サイズが2種類、ケーブル、ケース、ピンバッジです。

非常に高級感があり、所有欲を満たしてくれそうです。

 

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イヤホン本体です。

本体も高級感があり、ビルドクオリティも申し分ないです。

「丹銅」の金属筐体は、重量も結構あります。

ですが、形状がよくフィット感も良いので、重量の割には装着感は良いです。

 

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視聴環境ですが、まずは付属ケーブル、付属のイヤーピースで聴きました。

使用機材は、改造済みZisahn T1+改造済みWalnut f1(ポタアン)です。ミドルクラスのDAPと同程度の音質だと思っています。

 

試聴に使用した曲は、以下の曲を中心に聴いています。

音源はFLACのCD音源(44.1kHz/16bit)の音質です。

 

・ティアドロップス/Poppin'Party

www.youtube.com

水の星へ愛をこめて森口博子 with 寺井尚子

www.youtube.com

・風の憧憬 / カエルのテーマ/CHRONO TRIGGER Orchestral Arrangement

www.youtube.com

 

音質に関してですが、まず聴いて思ったことは、非常にバランスが良いことです。

全体的には弱ドンシャリですが、低音と高音に負けること無く、ボーカルが非常にキレイに聴こえるところです。

高音域はBAドライバーを使用しているので、寒色傾向ですが尖りはなく刺さりもないです。ただ、付属ケーブルでは、少し物足りない感じはあります。

低音域は、下までしっかり鳴っています。少し暖色傾向な感じがしますが、ボア付きは無く、スピード感もあります。

やはり印象的なのは、ボーカル域の音です。全面に出ており、非常にキレイに聴こえます。

全体の音の繋がりもよく、非常にまとまりの良い印象です。

 

音の広がりもよく、解像度も良いです。分離感もよいのですが、音数が多いところで少しごちゃ付く事もあります。

解像度や分離感はマルチBA機には劣ります。ですが、この構成のイヤホンとしては良いほうだと思います。

 

アニソンのサビ等、音数が増えると少し窮屈に感じました。

ですが、JAZZやオーケストラでは、響きや伸びがよく、聴いていて非常に気持の良い音でした。

 

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付属ケーブルでは、全体的な音圧や迫力が物足りない感じというか、実力を完全に発揮できていない感じでしたので、毎回恒例のリケーブル+イヤーピース交換をしました。

 

ケーブルはYinyoo YYX4810、イヤーピースはacoustune AET07です。

 

リケーブル後の音質ですが、まずは高音域が鋭くなりスピード感が出ました。

ただ、少し刺さる感じがしますが、自分的には好みな感じです。

低音も量が増し、音圧も強くなった感じがします。

ですが、ボーカル域は高音低音に負けること無く、しっかりと聴こえます。

 

音の広がりは更に良くなり、ベールを1枚履いだようにクリア感が増しました。

解像度も同様に上がった感じがします。

 

リケーブル後の音質は、ワンランク上の音質になった感じで、効果をすごく感じました。

 

このOH10ですが、反応が良いようで、DAPやリケーブルでの音質の変化を感じやすいと感じました。

組み合わせによって、ある程度自分好みの音質に調整できるのは嬉しいところです。

こういう反応の良いイヤホンは、素性が良いと思っており、自分は好きです。

 

音量に関しては、標準的な感じです。ホワイトノイズもそれほど拾わない感じでした。

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・パッケージングが個性的。中身も高級感がある。

・特殊な金属で、非常に美しい筐体。重量はあるがフィット感は良い。

・弱ドンシャリだが、低音高音に負けること無いボーカル域で非常に美しい。

・ボーカル中心な曲、JAZZやオーケストラでは、響きや伸びが良く、聴いていて気持ちが良い。

・本領発揮には、リケーブル必須。自分好みな音はケーブル選択で調整できそう。

・2万円台としては、非常に優秀なイヤホン。

です。

今回もまとまったのか、非常に不安な内容ですが(;^ω^)

 

という訳で、IC-CONNECT(Twitter:@icconnect_news)さんからの試聴機によるレビューでした。

まだ、レビューを初めたばかりなので、貸して頂けるか分からなかったのですが、当選してとても嬉しかったです!

とても気になっていたイヤホンでしたので、1週間という長い期間、使用できたのは幸運でした。

 

自分的には、とても良いイヤホンと感じました。

2万円台と自分には高価な分類ですが、余裕ができたら購入も検討したいと思います(*^^*)

このイヤホンのような良い製品を、これからも販売していって欲しいです!

今後もどのような製品を販売するのか、IC-CONNECTさんをチェックしていきたいと思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございます。