PalmHouse(雑記日記)

オーディオ(ポータブル)、イヤホン等の感想をメインで書いています。特に中華製品が多いです。

【レビュー】IKKO OH10 Obsidian(中華イヤホン)バランスがよくボーカルが美しく筐体も美しい2万円台のイヤホン

本レビューは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がちゃんと言葉になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

さて、今回は「IKKO OH10 Obsidian」(以降OH10と書きます)をレビューします。

今回は購入ではなく、IC-CONNECT(Twitter:@icconnect_news)さんにて試聴イベントの募集があり応募したところ、なんと!当選しましたので、OH10を視聴させて頂くことになりました。

ic-connect.net

 

購入する場合は、オンラインショップやAmazonでも購入可能です。

shop.ic-connect.net

 

IKKO(アイコー)は、まだ出来たばかりのブランドで、OH1に続き2つ目のイヤホンがこのOH10になります。

OH1は、軽量アルミ合金の筐体に、チタンドライバー+Knowles社のバランスド・アーマチュアを組み合わせたハイブリッド構成となっています。

OH10は、ドライバ構成はそのままに、筐体に「丹銅」を使用しています。

 

この筐体に使用している「丹銅」がどのような効果があるのか、またハイブリッドによる音のつながり、バランスがどうなのかが非常に気になるところです。

 

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※箱にダメージがありますが、中国からの輸送中にダメージを受けたモノを視聴用に使用しています。購入時にはこのようなモノは送られることは無いということです。

 

まずは、パッケージから。

非常に印象的なパッケージです。このようなイラストがあるパッケージは非常に好みです。

手に取った段階でワクワクします。

 

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箱を開けると、早速イヤホン本体が登場です。

コレは置いといて、付属品を先に見ます。

 

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中身はこの様になっています。

イヤーピースは3サイズが2種類、ケーブル、ケース、ピンバッジです。

非常に高級感があり、所有欲を満たしてくれそうです。

 

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イヤホン本体です。

本体も高級感があり、ビルドクオリティも申し分ないです。

「丹銅」の金属筐体は、重量も結構あります。

ですが、形状がよくフィット感も良いので、重量の割には装着感は良いです。

 

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視聴環境ですが、まずは付属ケーブル、付属のイヤーピースで聴きました。

使用機材は、改造済みZisahn T1+改造済みWalnut f1(ポタアン)です。ミドルクラスのDAPと同程度の音質だと思っています。

 

試聴に使用した曲は、以下の曲を中心に聴いています。

音源はFLACのCD音源(44.1kHz/16bit)の音質です。

 

・ティアドロップス/Poppin'Party

www.youtube.com

水の星へ愛をこめて森口博子 with 寺井尚子

www.youtube.com

・風の憧憬 / カエルのテーマ/CHRONO TRIGGER Orchestral Arrangement

www.youtube.com

 

音質に関してですが、まず聴いて思ったことは、非常にバランスが良いことです。

全体的には弱ドンシャリですが、低音と高音に負けること無く、ボーカルが非常にキレイに聴こえるところです。

高音域はBAドライバーを使用しているので、寒色傾向ですが尖りはなく刺さりもないです。ただ、付属ケーブルでは、少し物足りない感じはあります。

低音域は、下までしっかり鳴っています。少し暖色傾向な感じがしますが、ボア付きは無く、スピード感もあります。

やはり印象的なのは、ボーカル域の音です。全面に出ており、非常にキレイに聴こえます。

全体の音の繋がりもよく、非常にまとまりの良い印象です。

 

音の広がりもよく、解像度も良いです。分離感もよいのですが、音数が多いところで少しごちゃ付く事もあります。

解像度や分離感はマルチBA機には劣ります。ですが、この構成のイヤホンとしては良いほうだと思います。

 

アニソンのサビ等、音数が増えると少し窮屈に感じました。

ですが、JAZZやオーケストラでは、響きや伸びがよく、聴いていて非常に気持の良い音でした。

 

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付属ケーブルでは、全体的な音圧や迫力が物足りない感じというか、実力を完全に発揮できていない感じでしたので、毎回恒例のリケーブル+イヤーピース交換をしました。

 

ケーブルはYinyoo YYX4810、イヤーピースはacoustune AET07です。

 

リケーブル後の音質ですが、まずは高音域が鋭くなりスピード感が出ました。

ただ、少し刺さる感じがしますが、自分的には好みな感じです。

低音も量が増し、音圧も強くなった感じがします。

ですが、ボーカル域は高音低音に負けること無く、しっかりと聴こえます。

 

音の広がりは更に良くなり、ベールを1枚履いだようにクリア感が増しました。

解像度も同様に上がった感じがします。

 

リケーブル後の音質は、ワンランク上の音質になった感じで、効果をすごく感じました。

 

このOH10ですが、反応が良いようで、DAPやリケーブルでの音質の変化を感じやすいと感じました。

組み合わせによって、ある程度自分好みの音質に調整できるのは嬉しいところです。

こういう反応の良いイヤホンは、素性が良いと思っており、自分は好きです。

 

音量に関しては、標準的な感じです。ホワイトノイズもそれほど拾わない感じでした。

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・パッケージングが個性的。中身も高級感がある。

・特殊な金属で、非常に美しい筐体。重量はあるがフィット感は良い。

・弱ドンシャリだが、低音高音に負けること無いボーカル域で非常に美しい。

・ボーカル中心な曲、JAZZやオーケストラでは、響きや伸びが良く、聴いていて気持ちが良い。

・本領発揮には、リケーブル必須。自分好みな音はケーブル選択で調整できそう。

・2万円台としては、非常に優秀なイヤホン。

です。

今回もまとまったのか、非常に不安な内容ですが(;^ω^)

 

という訳で、IC-CONNECT(Twitter:@icconnect_news)さんからの試聴機によるレビューでした。

まだ、レビューを初めたばかりなので、貸して頂けるか分からなかったのですが、当選してとても嬉しかったです!

とても気になっていたイヤホンでしたので、1週間という長い期間、使用できたのは幸運でした。

 

自分的には、とても良いイヤホンと感じました。

2万円台と自分には高価な分類ですが、余裕ができたら購入も検討したいと思います(*^^*)

このイヤホンのような良い製品を、これからも販売していって欲しいです!

今後もどのような製品を販売するのか、IC-CONNECTさんをチェックしていきたいと思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございます。

【レビュー】Yinyoo V2 最終版(中華イヤホン)低音域が心地よい1DDイヤホン

本レビューは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がちゃんと言葉になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

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さて、今回は「Yinyoo V2 最終版」をレビューしたいと思います。

購入はAliexpressのWooeasy(Twitter:@hulang9078)さんです。

Amazonでも販売しています。配達も早いですし、保証もしっかりしていますので、心配な方はAmazonの方が良いと思います。

ja.aliexpress.com

 

購入時期は6月でしたので、だいぶ前になります(;^ω^)

この「Yinyoo V2」、販売自体は結構前から行っており、気にはなっていました。

最終版と付いている通り、何回かの改良が施されているようです。

他の方のレビューによると、癖が少し無くなった代わりに万人受けするサウンドに変更されているようです。

最終版になったという事、1DDで金属筐体ということで購入至ったわけです。

 

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パッケージ、内容物は写真の通りです。

ケースはYinyooブランドおなじみのケースですね。

使い勝手は良いです(*^^*)

イヤーピースは豊富です。

自分は結局いつものやつに交換してしまうのですが(;^ω^)

 

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本体はこの様になっています。

金属筐体でビルドクオリティも問題ありません。

また、付属のストレートケーブルであれば、耳掛け式でも下にケーブルを垂らして使ってもどちらでも装着可です。

シンプルな形状ですので、装着感は良好です。

イヤーピースで支える形になりますので、イヤーピースさえしっかり選択すれば誰でも問題ないかと思います。

 

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スペックですが、米国製のデュアルダイヤフラムのダイナミックドライバーを1つ搭載したものとなります。

販売ページでもこのドライバを強く押しています。

中華イヤホンではハイブリッド構成が多い中、1DDの構成でどこまで良い音が出せるか気になるとこです。

 

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それと注意しなければいけないのが、ケーブルの接続です。

付属のケーブルは写真の通り接続すれば問題ありませんが、リケーブルする場合は注意点があります。

耳掛けしやすいようにクセが付けられたリケーブルの場合、下側がマイナスのケーブルが多いです。

ですが、この「Yinyoo V2」の場合、耳掛け式で接続すると上側がマイナスになります。(KZは下側がマイナスとなる)

ですので、リケーブルした場合、プラスとマイナスの極性が逆で接続する形となってしまい、本来の音質が出ない可能性があります。

 

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その場合、写真のように本体を左右入れ替えて、マイナスの印が合うように接続すれば問題なく装着出来ます。

形状がシンプルな故になんとかなる感じです(;^ω^)

 

自分もこのことに気づかず、しばらく逆接続で聴いてました。

逆接続の場合、ボーカル域が曇って聴こえますで、クリア感が足りない場合は接続を確認してみてください。

 

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視聴環境ですが、ケーブルはNICEHCK CT1、イヤーピースはAZLA SednaEarfitです。

AZLA SednaEarfit [S/M/Lサイズ各1ペア] 独自開発特殊高品質シリコン採用高音質イヤーピース
 

 

使用機材は、改造済みZisahn T1+改造済みWalnut f1(ポタアン)です。ミドルクラスのDAPと同程度の音質だと思っています。

今回ポタアンを使用している理由は、T1単体では駆動力が足りず、鳴らしきれないと判断したためです。

 

音質に関してですが、低音がガッツリ出るイヤホンだなという印象です。

低音が出るからと言って、中高音が出ないと思われますが、中高音もしっかり聴こえます。

低音域は深いところまでしっかり出ていますが、少し締まりが緩い感ですが分離感は良いので、中高音をガッツリ邪魔するとかはないです。

高音域は切れが良く寒音気味ですが、ボーカルから低音にかけては暖音という感じで、結構ゆったり聴けます。

1DDということで、音の繋がりが良いです。

 

解像度は1DDとしては良いと思います。ハイブリッドやBA機と比べると、少しゆるい感じはあります。

分離感はそこそこよく、音の広がりもある程度あるので、聴いてて気持ちがいいです。

これは、背面のベントを大きく取っているためだと思います。

なので音漏れは結構します(;^ω^)

 

音量は少し鳴らしにくいです。Zishan T1で100段階中42です。(他イヤホンの平均は40ぐらい)

 

ホワイトノイズ耐性はありそうです、他のDAPで試しましたがあまり乗りません。

 

追記として、ポタアンが無い場合の音質についてですが、全体の音の迫力が少し弱くなります。

そのままでも良い音がするのですで、ここは好みな感じはします。

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・金属製でビルドクオリティも良く、形状もシンプルで装着性は良い。

・特徴はとにかく低音!少し緩めだが、気持ち良い響く低音だが中高音もしっかり聴こえる。

・解像度は1DDとしてはそこそこ良く、音の広がりもよいが、BA機と比べると少し篭もって聴こえるかも。

・背面のベントからの音漏れが激しい。

・リケーブル時には、プラスとマイナスを確認してから接続。

です。

今回もまとまったのか、非常に不安な内容ですが(;^ω^)

 

 

さて、今回のイヤホンですが、当初は逆に接続していたため、曇りがあったために評価は微妙でした。

最近その事に気づき、正常な接続方法に変えたところ、曇りも晴れて音に広がりが出たため、評価が上がりましたので、レビューすることにしました。

ちゃんとした音を聴くには、接続や環境をしっかりしないといけないですね(;^ω^)

 

「Yinyoo V2」は前回レビューした「TRI-i4」と比べると、全く正反対な性格だと思います。

色々な曲を聴いたり、その時に気分によったりで、聴きたい音は変わってくるので、こういう性格の違うイヤホンを数本持っていると、より楽しい音楽ライフが送れるんじゃないかと思います。

ただし、色々なイヤホンを買い過ぎて、財布の中を寂しくしないように注意は必要ですね←自分も該当(;^ω^)

【ちょい改造2】Zishan T1(オペアンプ交換)高級オペアンプmuses02に交換

Zishan T1についての内容です。

以前に書いてた記事がありますので、そちらを先に読んだほうが分かりやすいと思います。

 

 

以前の記事で、Zishan T1に搭載したオペアンプ「muses8820」ですが、音質的には不満はあまりありませんでした。

ですが、ふと思いだした事がありました。

そういえば、高いオペアンプ持ってたなと・・・

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これこれ、これです。

使用せず眠っていたヘッドフォンアンプ、「改造済みwalnut f1」に搭載したままになっていた「muses02」です。

このままでは可愛そうなので、摘出します。

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この「muses02」ですが、高級オペアンプの分類に入ります。

先程の「muses8820」が1個400円でオペアンプとしては高い分類のモノですが、この8820の上位モデルが「muses02」です。

値段も一気に上がり、1個3400円とオペアンプとしてはかなり高いものになります。

まぁ以前、勢いで買ってそのまま眠ってしまっていたわけで、ホントに勿体無いことをしてました(;^ω^)

 

で、これをZishan T1に載せたいわけですが、Zishan T1はデュアルオペアンプとなっており、2個必要です。

そうです、1個足りません。

・・・・・・・・

 

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気づいたら、同じモノを買ってました(笑)

購入は、秋月電子さんからです。

オペアンプは偽物も多くあるので、ちゃんとした店舗時から購入することをオススメします。

akizukidenshi.com

 

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サクッと分解し、サクッと交換します。

こういう交換が楽にできるのは、Zishanシリーズの良いところだと思います。

 

muses02の注意点ですが、端子の足が非常に柔らかく折れやすいです。

何度も抜き差しするのはあまり推薦できません。

 

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早速試聴。

実は、TRI-i4のレビューを書く段階で、すでにオペアンプは交換済みでした(笑)

muses8820との比較ですが、全体的に音が濃くなります。

特に中音域が豊かになり、情報量も多くなった気がします。

音に勢いも出て、聴いていて気持ちいい感じです。

解像度と音の広がりも十分あるので、音が濃くなったからといってクドさはありません。

やはり高いだけのことはあるって感じの音です。

 

1個3400円になるので、安いZishan T1に乗せるのはどうかと思っていましたが、これは思い切って正解でした!

Zishan T1に関しては、カップリングコンデンサを変更した上で、このオペアンプに変えるのはありだと思います。

muses8820でも良い音なので、とりあえずこちらに変えてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

 

以下は、おまけの話です。

以前、Amazonで良くわからないショップから、オペアンプを買ってZishan Z3に乗せてありました。

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これも、高級オペアンプの分類に入る「OPA637AU」の両面実装(上下に1ずつ2個実装)してあるものです。

 

値段が安かったので、試しに買ったのですが、届いた時点で怪しさ満点でした。

届いた物は、半田付けがされてない箇所があり、音が正常に出なかったです(;^ω^)

返品も面倒だったので、自分で半田付けしたところ、音は出たのでそのまま使用してました。

 

で、ヘッドホンアンプのオペアンプを取ったので、そこにコレを何となく乗せて視聴してみたんです。

 

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試聴に比較したアンプは、同じメーカーのOPA2277です。

 

聴き比べた結果、ハッキリ言って、この怪しい「OPA637AU」はダメダメでした。

音の広がりなし、キツいドンシャリ、解像度微妙…とても高級オペアンプの音質とは思えないひどい音でした。

断定はできませんが、多分偽物だと思います。

 

こういう事もありますので、値段につられて怪しいショップから買うのは、あまりよろしくないんじゃないかなと思います。

 

以上、おまけな話でした(笑)

【レビュー】TRI-i4(中華イヤホン)ボーカルが美しい1BA+1DDイヤホン

本レビューは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がちゃんと言葉になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

 

さて、今回はTRI-i4をレビューしたいと思います。

購入はAmazonです。

 

1000円OFFのクーポン+割引コードが使用でき、6000円程度だっため、購入しました。

セールを行っている時は、更に割引があると思いますので、それを狙って買うのもありだと思います。

TwitterのWTSUN・オーディオ (@Zhuo520X)さん、Kinboofi イヤホン(@kinboofi)さんで割引情報等を知ることが出来ると思います。

 

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今回はブラウンを購入しました。

(ホントはブルーが欲しかったが、在庫がなかった…)

中身はこの様になっています。

布製のポーチがなんかオシャレですね。

 

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本体はこの様になっています。

少し大きめですが、フィット感は良好です。

また、本体は金属製となっており、高級感もあります。

ビルドクオリティも良く、所有感も満たしてくれる出来ではないかと思います。

届いて実物を見た時、ブラウンも悪くないと思いましたw

 

スペックですが、1BA+1DDのハイブリッドイヤホンとなります。

最近の1BA+1DDのハイブリッドの中華イヤホンは、低価格なものが多いですが、こちらは少し価格帯が高いです。

その理由は、BAにKnowles社製を使用しているからです。

Knowles社はBA型を手がけるメーカーで、その中でもトップクラスのシェアを持っていて、音質に関しても評判が高いです。

中華イヤホンで使用しているBAはこれも模範しているものが多く、そのためBA搭載型でも価格が安いです。

その中華製BAを搭載したイヤホンと比べ、どれだけ音質が変わってくるのかが、このイヤホンの評価するポイントかと思います。

 

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視聴環境ですが、ケーブルはHiFiHear HiF4780、イヤーピースはacoustune AET07です。

 

使用機材は、改造済みZisahn T1+改造済みWalnut f1(ポタアン)です。ミドルクラスのDAPと同程度の音質だと思っています。

今回ポタアンを使用している理由は、T1単体では駆動力が足りず、鳴らしきれないと判断したためです。

 

 

音質に関してですが、中高音寄りの非常にボーカル映えする音だと思います。

低音域は控えめではありますが、低音まで出ていると思います。

音の傾向としては、中高音は寒音で低音はちょい暖音な感じがします。弱ドンシャリで、刺さりもなく非常に聴きやすい音だと思います。

Knowles社製のBAを全面に出し、DDはあくまで補助的な役割の感じの音で主張は少ないです。

 

解像度は、低音がほんの少しゆるい気はしますが、全体的には非常に良いです。分離感はそこそこですが、音の広がりも良いと思います。

 

音量は少し鳴らしにくいです。Zishan T1で100段階中42です。(他イヤホンの平均は40ぐらい)

 

ホワイトノイズ耐性はありそうです、他のDAPで試しましたがあまり乗りません。

 

追記として、ポタアンが無い場合の音質についてですが、低音が少なくなり音の広がりも多少減ります。

そのままでも良い音がするのですが、できればポタアンを入れるか、DAPの設定にゲインの項目があれば、ハイゲインで聴いたほうが方が良さそうです。

 

また、DAPの影響を非常に受けやすい機種だと感じています。

使用する再生環境で、DAP等の粗の部分を拾いやすい印象です。(Knowles社製のBAは敏感な気がする)

逆に言えば、良い部分、悪い部分をハッキリと聴かせてくれる印象ですので、環境の構築に使えるんじゃないかと思います。

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・金属製でビルドクオリティも良く、キレイ。

・寒音で中高音寄りの非常にボーカル映えする音。

・低音は控えめなので、低音好きには物足りないかも。

・解像度は非常に良い。音の広がりもよい。

・使用環境の影響を受けやすい。視聴環境によっては評価が下がるかも。

です。

今回もまとまったのか、非常に不安な内容ですが(;^ω^)

 

 

さて、今回のイヤホン、レビューを見ると評価もよく、見た目も良かったため購入しましたが、満足のいくものでした。

同じようなことを書いていますが、中華イヤホンの向上は素晴らしいものがあります。

Knowles社製のBAにも惹かれたのもありますが、このBA、良くも悪くも感度が良すぎる感じがします。

要するに、良い音にするのも悪くするのも自分の環境次第と、ちょっと癖がある感じです。

自分はそういうイヤホンが大好物です(笑)

いろいろ試しながら、音質改善をするのが好きなので(笑)

 

こういう楽しませてくれるイヤホンがドンドン出てくれることを期待してます(*^^*)

 

長くなりましたが、最後まで読んで頂いてありがとうございます。

【レビュー】NICEHCK DB3(中華イヤホン)2000円台で高音質!

本レビューは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がちゃんと言葉になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

さて、今回はNICEHCK DB3をレビューしたいと思います。

購入はaliexpressです。

Amazonでの販売を開始したようです。

ja.aliexpress.com

 NICEHCK DB3 ダイナミックドライバー2基+バランスドアーマチュア型ドライバー1基 カナル型イヤホン 亜鉛合金フェイスプレート 2PIN リケーブル ハイブリッド 錫メッキ銅ケーブル 耳掛け式 3.5mm L型プラグ 2DD+1BA 低音 高遮音性 HIFI (マイク付き, 青 DB3)

 

このイヤホン、衝動買いで買ってしまったイヤホンです。

買った理由は、Twitterのセラーさんからの情報で、フォロワー特典により割引があったからです。

TwitterのHCK Earphones(@hckexin)さん、NiceHCKオーディオ(@NiceHCK_Audio)さんをチェックすると、割引情報や新製品情報がありますので、ぜひ見てみてください。

 

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パッケージはこの様になっています。

今回も、ケーブルも同時購入しています。

ケーブルも割引がありましたので、ついという感じです(;^ω^)

ja.aliexpress.com

現在はイヤホン本体よりもケーブルのほうが高いので、このケーブルの選択は微妙ですが、音質は向上するので余裕があれば手に入れてください。

 

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中身はこの様になっています。

NICEHCKとしては、標準的な内容だと思います。

 

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スペックですが、片耳BAドライバ×1+ダイナミックドライバ×2(複合ダイナミック)の3ドライバのハイブリッド構成となっています。

複合ダイナミックのダイアフラムは、グラフェンとPET(安い素材)の複合となっており、この点で金額を抑えていると分かりますが、どのような効果が出るのか楽しみなところです。

 

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本体はこのような感じです。

ビルドクオリティは問題なく、キレイに仕上がっています。

フェイスプレートのシルバーは、思っていたよりもキラキラしており、もう少し落ち着きのある感じのほうが好みでした(;^ω^)

色に関しては、別カラーのブラックの方が良かったかもしれません。

 

筐体は小柄であるため、装着感も良く、問題なく使用することが出来ました。

 

ケーブルコネクタは、NICEHCK NX7と同じで、TFZとも同じ形状となります。

 

最近の格安中華イヤホンの筐体は、安いのに非常によく仕上がっていると感じます。

 

 

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視聴環境ですが、ケーブルはNICEHCK C16-2、イヤーピースはacoustune AET07です。(写真のイヤピースは付属です(;^ω^))

 

使用機材は、改造済みZisahn T1です。ミドルクラスのDAPと同程度の音質だと思っています。

 

 音質ですが、箱出し一聴してまず思ったことが、中低音寄りの音ですがBAドライバのおかげで、高音域もしっかり聴こえる、良いバランスです。

箱出し直後は、グラフェンがちゃんと動いてないせいなのか、音の広がりも悪く少し篭もったような音でした。

これはしっかりエージングしたほうが良いと思い、しばらく鳴らし込みを行いました。

(ちなみに自分のエージング方法は、普段聴いている曲を流し続けています)

 

エージング後の音質は、非常に良くなりました。

中低音がクリアになり、音の広がりと分離感も良くなりました。

高音域は箱出しと変わらず、少し控えめですが中低音にかぶらず鳴っています。

音の傾向としては、ドンシャリ気味で全体的に寒音ですが、低音域はPET素材の影響か、少し緩く暖音な感じがします。

複合ダイナミックの音(特にグラフェン)を主体とし、補助としてBAを鳴らしている感じの音だと思います。

 

解像度は良いほうだと思います。ZSXに比べると落ちますが、それでも良く鳴っていると思います。

ハイブリッドだけあって、音にそれなりに厚みもありますが解像度はそれほど悪くなっていないと思います。

 

音量は普通です。Zishan T1で100段階中38です。(他イヤホンの平均は40ぐらい)

 

 ホワイトノイズ耐性はありそうです、他のDAPで試しましたがあまり乗りません。

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・低中音寄りのドンシャリ傾向だが、高音域もしっかり聴こえる。

・全体的に寒音だが、低音は少し緩く暖音傾向。

・解像度はそこそこ良く、何より音の広がりと分離感が非常に良い。

グラフェン搭載なのでエージングが必要。最低50~60時間は鳴らしたほうが良い。

・2000円ちょっとでこの音質は非常に良い。驚異的。

です。

今回もまとまったのか、非常に不安な内容ですが(;^ω^)

 

この値段で、この音質には驚きました。

安さに惹かれ購入したので全く期待をしておらず、余計にそう思いましたw

音の傾向としても、ZSXよりは派手ではないので、こちらの方が一般受けしそうな音だと思います。

Amazonで販売していないのは本当に惜しいです。

 

ちょっと気になるのは、ブラックカラーの方が高音域が出ていないという情報をみかけました。

自分が買ったブルーは、他の方も概ね同じような印象なので、ブラックと音が異なる可能性があります。両方持っていないのでなんとも言えないですが、個体差はありそうです。

 

 

NICEHCKさんのイヤホンは、音に個性があるものが多く、毎回楽しませてもらっていますが、今回のイヤホンは価格も安く、この価格としては非常に良い音のイヤホンでした。

今後もどのようなイヤホンを出してくれるか、非常に楽しみです(*^^*)

【レビュー】Nex Q70(Bluetoothイヤホン)

本レビューは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がちゃんと言葉になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

さて、今回はNex Q70(Bluetoothイヤホン)をレビューしたいと思います。

購入はAmazonです。

 

このイヤホンは完全ワイヤレスイヤホンで、ケーブがないタイプとなります。

この形状のイヤホンは、通称「TWSTrue Wireless Stereoの略)」と呼ばれています。

ケーブルがないため、装着した時の煩わしさがなく、特に移動時の使用に快適に音楽を聴くことが出来ます。

しかしながら、このタイプのイヤホンは便利な半面、イヤホン内部に通信機器、バッテリー等も内蔵しなければならず、普通の有線イヤホンよりもスペースや動力、通信によるデータの劣化等、制約が出来てしまい、有線イヤホンよりも音質的に不利になります。

この制約がある中で、どのように音質を確保するかが、各メーカーの腕の見せ所となってくると思います。

 

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パッケージ、中身はこのよう感じです。
説明書はありますが、英語、中国語のみの記載となりますが、図が書いてあるのである程度読み取れると思います。

 

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イヤホン本体はケース内に入っています。

本体から取り出すことで、スマホDAP等とペアリングをすることが出来ます。

ケーズは金属製で、高級感があります。

またコンパパクトで持ち運びにも便利だと思います。

ケーズはバッテリーを内蔵しており、3回ほどの充電が可能ということです。

ケースに入れれば自動で充電は開始されます。

 

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ケース側面にLEDのインジケータが付いており、真ん中3つがケーズのバッテリー残量、左右端のLEDはイヤホンへの充電状態を表しています。

外側にインジケーターがあるのは分かりやすくて良いです。

 

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また、裏側には充電用のType-Cの端子があります。

最近、Type-Cの機器が増えてきたので、microUSBでないのはありがたいです。

 

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イヤホン本体は、少し大ぶりではありますが、プラスチック製で見た目より軽量です。

装着感も問題ありません。

 

ただし、イヤーピースは付属のもの以外を使うと、ケースに収まらず、充電や蓋を締めることが出来ません。

もう少しケースが大きくなってもいいので、他のイヤーピースも使えるようにして欲しかったです。

とはいえ、自分は付属イヤーピースでもフィット感や音質変化もそれほど無かったので、問題はなかったです。

 

 

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機器とのペアリングについて、左右の本体を取り出して数秒すると、接続機器に「Q70 L」と出てくるのでこれとペアリングします。

 

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「Q70 R」ともペアリングするか聞かれるので、これもペアリング設定します。

 

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L側、R側ともペアリング設定することが出来、どちらか片方をペアリングすれば音が再生されます。

また、片側だけケースから出してペアリングすることで、片側だけ音を再生することも可能です。

片側だけ耳にはめて、周りの音を聞きながら音楽を聴くという使い方ができそうです。

 

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また、このイヤホンはのコーデックは、SBC、ACCだけでなく、aptXにも対応しています。

aptXの方が、Bluetoothの転送時の圧縮率が低く、より高音質で音楽を楽しむことが出来ます。

 

 

操作に関して、イヤホン本体にタッチセンサーが搭載されているので、イヤホンをタッチすることである程度の操作ができます。

・L側、R側を2回タッチ→再生停止

・L側を3回タップ→曲送り

・R側を3回タップ→曲戻し

ただし、タッチセンサーの感度が悪く、反応も遅いので使い勝手は微妙です。

また、イヤホン本体での音量調整も出来ない仕様となっているようです。

接続機器側で操作したほうが良いと思います。

 

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続いて音質に関してです。

使用機材は、XperiaXZ2とHIDIZS AP60を使用。

イヤーピースは付属のモノを使っています。

 

まず聴いて思ったことは、中低音よりのドンシャリな音質だということです。

初めは低音域に篭もりが感じられますが、数時間鳴らすと少しクリアになります。

音の傾向としてはクールな感じですが、低音域は暖音傾向に感じます。

ちょい派手目ではありますが、高音の刺さりはなく、長時間聴ける感じの音ではないかと思います。

出音的には、低音≦中音<高音だと思います。

 

左右の広がりは良いものの、分離感は音の数が多いと少しごちゃつきます。

解像度はあまり良いとは言えません。全体的に少しベールが掛かったような音です。

しかしながら、TWSとしては善処してる音質ではないでしょうか?

 

ノイズはよく聴けば聴こえる程度です。音楽再生中は特に気になりません。

 

連続再生時間は、自分の環境では7時間ぐらいでした。

TWSとしては優秀なバッテリー持ちだと思います。

 

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・コンパクトで装着感もよい。

・音質は中低音のドンシャリ気味で、全体的に少し籠もり気味ではあるが、TWSとしては良い。

・高音の刺さりなどはなく、解像度もソコソコなので長時間試聴に良い。

・イヤホンのタッチセンサーは使いづらい。

・7時間の連続再生は優秀。

です。

今回もまとまったのか、非常に不安な内容ですが(;^ω^)

ただ、初めてのTWSとして、購入するには良い機種ではないかと思いました。

 

 

今回はBluetoothイヤホンを紹介してみました。

Bluetoothイヤホンの自分のイメージ的に、利便性は良くなるがその分音質を犠牲にしなければならにと思っていましたが、音質も向上してるようですね。

実は、TWSはこれが2台めとなります。

KZ  T1 TWSも所有しており、この機種のおかげ(?)でTWSのイメージを変えることが出来ました。

KZ T1 TWSは入手が難しいくなっているようなので、紹介はするかわからないですが、機会があれば書こうかなと思ってます。

 

長くなりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。

【レビュー】KZ ZSX(中華イヤホン)

本レビューは以下を含んでおります。

ご了承の上読んでください。

・思ったことを適当に書いているので、実際とは違う可能性があります。

・当方は音に関する聴き分け等がしっかり出来る耳を持ってないと思っています。

・語彙力がないため、伝えたい事柄がちゃんと言葉になっていない可能性があります。

・内容は覚書程度です。過度な期待はしないでください。

 

さて、今回はKZ ZSXをレビューしたいと思います。

購入は中国サイトのAliexpressです。

ja.aliexpress.com

 

Amazonでも販売しているので、購入が心配な方はこちらからが良いかもしれないです。

 

KZのイヤホンは、ZS5が初めてであり、低価格からは考えられないドライバ構成で度肝を抜かれ、中華イヤホンにハマるきっかけとなった、思い出深い(?)メーカーであります。

 

今回のZSXも、価格からは考えられない多ドライバのハイブリッド構成で、最近音質向上が目覚ましいという評判から、購入に至りました。

KZを最後に購入したのはAS06でしたので、結構久々のKZイヤホンとなります(;^ω^)

 

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パッケージは、AS06の時と同様の少し豪華バージョンとなっています。

付属ケーブルでは力不足であることは、KZの定番であるためケーブルも一緒に購入しました。

 

ja.aliexpress.com

 

端子はqdcコネクタとなっているので、購入時に注意してください。

 

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中身、付属品は写真のような感じです。

 

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スペックですが、片耳BAドライバ×5+ダイナミックドライバ×1の6ドライバのハイブリッド構成となっています。

高音×1、中高音×4、低音×1と高~中音域にかなり振ったスペックですね。

コレはちゃんと音に現れていますが、後で書きます。

 

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本体はこのような感じです。

ビルドクオリティは特に問題はありません、とてもキレイな筐体だと思います。

デザインに関して、賛否が分かれるとこではありますが、自分はカッコいいと感じます。

少し大ぶりな筐体ではありますが、ちょっと特殊な形状をしているからなのか、フィット感はかなり良いです。

 

この形を見て思い出したのが、KZ ZSRです。

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自分は似てると思いますがどうでしょ?

どちらも装着感はとても良いです。

ZSRはもう1年半以上前の機種ですが、その頃から考えると、筐体の出来はかなり上がったと思います。

 

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視聴環境ですが、ケーブルはYinyoo YYX4849、イヤーピースはacoustune AET07です。

格安中華イヤホンは、リケーブルとイヤーピースの交換が必須と考えています。ご了承ください。

 

使用機材は、改造済みZisahn T1です。ミドルクラスのDAPと同程度の音質だと思っています。

 

音質ですが、一聴してまず思ったことが、KZのZSシリーズに通じるKZらしい音ということです。

全体的な印象はクールでメリハリのあるドンシャリで派手な音です。

派手ではありますが、高音域の刺さりは抑えられており、また低音のボアつきもないので、非常にキレイに聴こえます。

音域ですが、よく出ているのが中音域です。続いて高音域、そして低音域は少し抑えられている感じです。

低音は深いとこまでは出てない印象ですが、ノリがいい感じで鳴ってはいます。

ボーカル域が非常に厚く、聴いていて非常に気持ち良い音質となっています。

 

また左右への音の広がりが非常に良く、分離感も良いのです。

解像度も良いのですが、中音域が厚くなっている分、少し落ちている感じはします。

それでも、価格から考えると非常に良いと言えます。

 

音量は取りやすいです。Zishan T1で100段階中35~6です。(他イヤホンの平均は40ぐらい)

 

 ホワイトノイズ耐性はありそうです、他のDAPで試しましたがあまり乗りません。

 

 

と、色々書きましたが、まとめてみます。

・KZらしい、クールでドンシャリで派手な音質だが、刺さりや耳障りな感じは無い。

・ボーカル域の音が厚くキレイに鳴っているが、それに負けることなく高音、低音も出ている。

・音の広がりとても良く、分離感も良い。

・この価格帯では、非常に高次元にまとめられた音質で素晴らしい。

・派手な音が苦手な方は、聴き疲れするかも。

です。

今回もまとまったのか、非常に不安な内容ですが(;^ω^)

 

 

久々のKZのイヤホンでしたが、とても進化しているのを感じる事のできる出来になっていると思います。

KZのZS系のクールでドンシャリな音質が好みであれば、オススメできるイヤホンだと思います!

どこまで進化していくのか、今後のKZの製品にも目が離せないですね。

今後も色々買いそうな予感はしてます(;^ω^)